幼少期から大学まで1(イントロ)

日本からアメリカへ1で7年前に書いた通り、幼少期から大学卒業までの出来事について書き始めたいと思います。実は幼少期から大学卒業までの出来事については、家族や少数の友人以外の人に話したり、公式の場で書いたりするのはこれが初めてとなります。

自分の幼少期から成長期を振り返ると、さまざまな特殊な要因があり、それが有形無形に私の財産となっているような気がします。もちろん正の面もあれば、負の面も多少はありました。それらを一度ここで振り返り整理して記述しておくことは、何か意義があることかもしれないと考えてこのシリーズを始めることにします。

私自身の過去は変えるとかできませんが、まだ若い方、あるいはこれから生まれてくる人たちにひょっとすると参考になるかもしれません。あるいは単なる読み物として、こんなレールのない珍しい人生もあるんだと単純に読んで楽しんでいただければ幸いです。

書き始めてから改めていろいろな気付きがありました。例えば、今まで自分の成長に関わったとか全然意識していなかったことが、実は自分の成長、性格、気質の成り立ちに強く関与していたと気づいたことが何度もありました。これは自己満足でありますが、この記事を書き始めて本当にそれが意外な収穫でした。

それにこの記事を書くために改めていろいろな過去の記録などを探したり振り返ってみて、忘れていた意外な事実なども次々と思い出すことになりました。自分のこれまでの全体的な軌跡がより明らかになったように感じます。

皆様も時間のあるときに、今までの人生を振り返ってみてはいかがでしょうか。いろいろな気づきに驚かれるのではないでしょうか。若い頃に始めると、幼少期・成長期の記憶がより正確に残っており、かなり詳細な成長記録・自伝となると思います。日記をずっと書いている人でしたら、その必要はないでしょう。

なぜ幼少期を振り返ることがよいのか。

今、私は若年性癌、そしてもっと幅広く若年性疾患の研究をしています。若年性癌に限らず、癌一般や他の慢性病のリスクに言えることですが、近年、幼少期・成長期の生活習慣の重要性がより認識されるようになってきました。また、癌を含めたいろいろな疾患の将来的なリスクはもちろんのこと、幼少期・成長期の重要性はそれだけにとどまりません。脳の発達には特に幼少期・成長期の影響が強いでしょう。学業成績、スポーツ、対人関係の技術、様々な仕事の能力、メンタルの健康、幸福度、その他の成長期・成長期後の社会生活のあらゆる要素に、幼少期・成長期の生活や家庭環境が影響を及ぼすことは確かでありましょう。芸術家、音楽家、作家、漫画家とか、それに私のような研究者ですと、創造性・独創性なども、幼少期・成長期の影響は疑いがありません。ということで幼少期・成長期の記録を整理することを読者の皆様にもぜひお勧めします。そういう個人の成長の記録を集めて、大規模コホート集団研究でもできるといいと考えます。AIの自然言語処理の手法を使えば定量的な解析もできるようになるでしょう。もしできるならそんな研究をしてみたいです。

さて前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入ります。

私は兵庫県南部に位置する明石市で生まれ育ちました。私の誕生日は、両親の結婚記念日と同じだということで、それは狙ってできることではないので、何かしら持って生まれた運の始まりだったのでしょうか。といっても我が家は記念日とか誕生日とかをことさら盛大に祝うような家庭ではありませんでした。

明石市と言えば有名なものとして日本標準時子午線でしょう。つまり正午には太陽は最高点で真南に位置し、正午は日の出から日の入りのちょうど中間です。それと実は明石市ではなく、隣の神戸市垂水区にある明石海峡大橋でしょうか。明石海峡大橋の眺めは神戸市中心部より明石市中心部からの方がだんぜん近いです。それと明石海峡の海流によるとされる歯ごたえのあるタコをはじめとする海産物でも有名です。明石市の中心街には、今でも地元民と観光客が多い有名な魚の棚という海産物を中心とした商店街があります。明石市は神戸市(西区)、加古川市、加古郡播磨町と稲美町に接していますが、私の実家はこれらすべてに1キロ以内という境界領域に位置しています。私の母の実家は1.5キロ離れた神戸市西区にあります。市こそ違いますが、昔は隣村のような感覚でした。

次回に続く

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