しまなみ海道縦断の旅2

今治駅を出発して、四国側の最初の橋である来島海峡大橋へと向かいました。しまなみ海道は全長約60kmで、8つの島を9つの橋で結ぶルートです。来島海峡大橋は、大島と今治の間約4kmの来島海峡に架かる4.1kmの3つの吊橋のことです。橋は高速道路としても使われていますが、高速道路の側道に自転車と歩行者専用道路があり、通行料なしで渡ることができるようになっています。

ちなみに、しまなみ海道全域の道路に自転車道を示す青いラインが引いてあり(しまなみトリコロールというようです)、自転車に優しい配慮がしてあります。願わくば、ヨーロッパのようにでーん!と自転車道を整備していただきたいところですが、日本の土地や道路事情からは難しいでしょう。そもそも道路は自動車だけのものではありません。自転車乗りの私に言わせると、車が我が物顔で道路を占拠しすぎなのです。

後から考えると、来島海峡大橋がしまなみサイクリングの最大のハイライトでした。やはり何と言っても、橋の上からの絶景を見ながら走ることがしまなみのサイクリングの何よりの醍醐味なのですが、来島海峡大橋が一番長く、高く景色が最もダイナミックなのです。今回は初めてということもあり、また日差しの問題も考えて四国から北上するルートにしたのですが、逆の方が楽しめたかなとも思いました。ほかの島々の中のサイクリングもいろんなパターンのしまなみが楽しめて、とても良いのですが。ちなみに橋の上のサイクリングは高所恐怖症の方には耐えきれないほどのスリルがありましたので注意してください。私はスリルが大好きなのでとても楽しめました!

さて、来島海峡大橋を渡ると愛媛県の大島です。大橋を渡ってすぐの道の駅で車で並走してきた家族と待ち合わせて再度別れて、村上海賊ミュージアムを目指して大島の北側の海岸沿いをぐるりと一周しました。

島の中を走っていて、またしまなみ海道の良さを一つ発見しました。島内の交通量が少なく、とても快適にサイクリングできるのです。道路上にははトリコロールもあります。もちろん、海沿いの道からは瀬戸内海の景色を楽しむことができます。しまなみが何故、サイクリストに人気なのかがよく分かりました。しかし、よく考えれば当然なのですが、しまなみ海道の島々は、瀬戸内海にある山脈が水没して頂上が海上に顔を出しているという成り立ちの性質上、島の周囲を離れて中に進んでいくとかなりの起伏があります。ですから、私のようにゆっくり島の周りの平坦な道を一周する暇のない人(モデルコースでは一日で縦断できることになっていますが)には、島の真ん中を横切る起伏の激しい道を通らなければならないこともあると言うことを付け加えておきます。私は普段から自転車で坂道を登るのも大好きなので、全く苦になりませんでしたが。

そんな感じで村上海賊ミュージアムに到着しました。到着前に山城によさそうな島があることに気がついて見たら、来島村上氏の本拠地の能島でした。海流が変化する場所にある砦にうってつけの島で興奮を覚えました。村上海賊ミュージアムも、戦国時代マニアの私にとってはなかなか見応えのある良い美術館でした。

その後は時間の関係上、次の伯方島は残念ながら素通りし、本日の宿である大三島へと向かいました。

次回に続く

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