分子病理疫学(MPE) 3月 14日 2024 若年性癌に関する記事 今週のNatureに世界中で増加している、若年性癌の問題に関する記事が紹介され、その中で我々の研究室の鵜飼博士と私のコメントが紹介されていますので宜しければご覧ください。 https://www.nature.com/articles/d41586-024-00720-6 我々が若年性癌についての総… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 20日 2023 米国疾病管理予防センター(CDC)の前長官との面会 先日、米国疾病管理予防センター(CDC)の長官を最近まで2年8か月の間務めたRochelle Walensky博士が、ハーバード大学公衆衛生学大学院でCutter Lectureという疫学分野の特別講演を行い、3日あとにハーバード大学医学大学院・ブリガム&ウィメンズ病院でDammin Lecture… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 18日 2023 バッファロー大学コーネル・タープラン医学博士記念講演 今年は5月に第6回国際分子病理疫学学会をバッファローにて開催したところですが(こちらの記事)、11月にバッファロー大学にご招待いただき、第24回コーネル・タープラン医学博士記念講演という大変名誉のある講演者として再訪することができました。先方がExposomics(個人が生涯を通じて遭遇するすべての… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 11日 2023 日本での講演、学会参加の予定 年の瀬が近づいて来ました。 2024年は日本での学会参加や講演等を行う機会が多いので、お知らせします。 東京医科歯科大学で学術顧問としての講演(1月10日 16:00から) 国立がん研究センターで講演(1月12日) 大阪医科薬科大学で講演(1月30日) 第34回日本疫学会学術総会(1月31日から2月… 続きを読む
マンガ 11月 26日 2023 久しぶりの更新&若年性癌早期発見のための啓蒙活動 お久しぶりです。半年ほど更新が滞ってしまいました。以前の記事で述べた通り、私はこれまでの研究手法を用いて、近年日本を含めた各国で増加がみられる、若年性癌、中でも若年性大腸癌の原因についての研究を進めています。 近年の急速な若年性癌の増加は、過去50年以上にもわたる食生活などの生活習慣の劇的な変化が、… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 26日 2023 第6回国際分子病理疫学会 (10周年記念サミット)@バッファローの開催 2023年5月4日から5日にかけて、ニューヨーク州バッファローのロズウェルパーク癌研究所にて、第6回国際分子病理疫学会(10周年記念サミット)が開催されました。今回は本学会を2013年に初開催してから丸10年となる記念すべき会合でした。 基調講演者としてMatthew Meyerson教授及びTim… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 29日 2023 大腸がんの病理組織画像のAIのマシーンラーニング解析による患者の予後と治療成果の予測の成功 先日、我々の研究室とDr. Yuの研究室の画期的な共同研究成果がNature Communications誌に掲載されました。 https://www.nature.com/articles/s41467-023-37179-4 癌の疑いがある場合、患者から組織の一部を取り出して生検が行われます。取… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 24日 2023 国際分子病理疫学学会10周年と第六回開催のお知らせ(5月4、5日) 今日は私の誕生日、かつ国際分子病理疫学学会誕生10周年日でもあります。2013年4月24日に第一回会合を行いました。https://www.hsph.harvard.edu/shuji-ogino/1st-international-mpe-meeting/5月4日と5日には第6回国際分子病理疫学学… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 3月 20日 2023 イギリス2(がん・グランド・チャレンジ・サミット2023) 今回のイギリスへの出張の目的はロンドンでのNational Cancer Institute(NCI)/ Cancer Research UK (CRUK) Cancer Grand Challenge サミットへの参加でした。 CRUK自体は2002年設立ですが、古くは120年前、1902年設立の… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 11月 21日 2022 Highly Cited Researchers 2022 今年も、クラリベイト・アナリティクス社のHighly Cited Researchersに選んでいただくことができました。トムソン・ロイターから社名が変わる前も含めると2014年から9年連続になります。この賞は論文の引用回数を分析してトップ0.1パーセントの研究者に与えられる賞ということです。引用回… 続きを読む